保湿ケアを始めましょう!

急に肌寒くなり乾燥が気になる季節が始まりました。

肌の乾燥は1年中起こりうる症状ですが、湿度が低くなるこれからの季節はよりいっそう乾燥を強く感じるものです。

そこで今日は『保湿ケア』についてお話します。

健康な肌の保湿成分が減るとお肌は水分を失い乾燥しバリア機能が低下します。すると刺激やアレルゲンに弱くなり、かゆみを引き起こします。

かゆみの部位を掻いてしまうことで炎症し、さらにかゆみを引き起こす「かゆみの悪循環」が起こってしまうことがあり、症状や季節に合った毎日の保湿ケアが重要になります。

そこで、保湿剤を使用する際のポイントを以下にまとめましたのでご覧ください。

<保湿剤の選び方>

まず肌に刺激がないことを確かめることが大切です。使用感については軟膏タイプ・クリームタイプ・乳液・ローションタイプ等様々な種類があります。

一般的に油分が多く配合された製剤の方が保湿力は高く、秋冬には軟膏・クリームタイプがおススメです。

薬

<効果的な塗り方>

保湿剤は朝と晩など1日2回以上塗ると効果的です。

軟膏・クリームタイプは大人の人差し指の先端から第一関節まで出した量(1FTU)、乳液・ローションタイプは手のひらに1円玉大の量が大人の手のひら約2枚分の面積に塗る量の目安になります。

手

<乾燥肌を悪化させないために>

・爪は短くして、かゆくてもできるだけ搔かないようにしましょう

・汗をかいためそのままにせず濡れたタオルなどでこまめに拭き取りましょう

・入浴はぬるめのお湯にし、身体は優しく洗い、しっかりとすすぎましょう(ゴシゴシ洗いは✖)

・入浴後は保湿ケアをしましょう

・肌着など直接肌に触れるものは、チクチクしない柔らかい素材を選びましょう

・加湿器などで室内の湿度を適度に保ち、乾燥を防ぎましょう

・アルコールや香辛料は体温が上がってかゆみが強くなるので控えましょう

肌の乾燥による痒みから慢性的な湿疹に繋がることもあります!

肌の保湿を日々の生活の一部に取り入れ、一緒に冬を乗り越えましょう☃️❄️❄️

2024年10月30日12:20 PM

お肌の主治医として、あらゆる世代の方が健やかな素肌を保ち・取り戻すお手伝いを。

皮膚の病気は誰でも経験することですが、それだけに放置したり、民間薬などで簡単にすませて悪化することがよくあります。

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